Courier-IMAPの特長
特長
- 極端に少ないメモリ消費量
X86互換のマシン上では、Courier-IMAPのメインデーモンのサイズはUW-IMAPのそれと比べて非常に小さく、メモリ消費量を大幅に削減しています。
- Courier認証ライブラリ
メールアカウントの認証にCourier認証ライブラリを利用しています。
- IMAPログインの同時接続数制限と同一IPアドレスからの同時接続数制限
この機能は大量のログイン接続を試みるDoS(Denial of Service)攻撃を防ぐことにつながります。
- 共有フォルダ
サーバに追加設定を行うことで、同一グループに所属する複数のユーザでIMAPフォルダを共有することができます。
- IMAP over SSL
OpenSSLがインストールされているとき、Courier-IMAPはSSLを介したIMAP接続を受け付けます。また、IMAP STARTTLS拡張も実装されています。
- IPv6のサポート
システムがIPv6に対応している場合には、Courier-IMAPもIPv6に対応させることができます。
- 多くのポピュラーなIMAP拡張の実装
Courier-IMAPは多くの標準的なIMAPクライアントに付加機能を提供するポピュラーなIMAPの拡張を実装しています。
- 英語以外のキャラクタセットを使うメッセージのソートと検索の追加サポート
英語以外のキャラクタセットテーブルが利用できます。明示的に必要なキャラクタセットをインクルードしない限り、余計なオーバーヘッドは生じないような仕組みになっています。現時点でサポートされているキャラクタセットのリストは、ソースパッケージの中のドキュメントを参照してください。
- 同一の認証モジュールを利用するPOP3サーバ
Courier-IMAPパッケージには、同じ認証モジュールを利用するPOP3サーバが同梱されています。このPOP3サーバはINBOXにのみアクセスすることが可能で、他のフォルダにはアクセスできません。
- 実験的なメールアクセスプロトコル SMAP
SMAP(Simple Mail Access Protocol)を実装しています。(デフォルトでは無効)
- IMAP/POP3 proxy機能
この機能はメールボックスを複数のサーバに分散することを可能にします。分散された個々のサーバ(もしくは予備の(訳注:メールボックスを持たないクライアントからの要求の受付専用)サーバ)は全て、IMAP/POP3接続を受け付けます。クライアントからの接続を受け付けた後、クライアントのログインアカウントが存在するサーバに接続します。
Courier-IMAPの設計上の目標は、最小限のリソースでMaildirへのIMAPアクセスを提供することです。このためCourier-IMAPには、初期設定時もしくは実行時に設定可能なチューニングパラメータが多数用意されています。
必要のないコンポーネントは完全に削除することができ、これによって消費するリソースも削減することができます。たとえば、20もの異なるキャラクタセットを用いたメッセージの検索を必要とすることはおそらくないでしょう。この場合、多数のキャラクタセットのマッピングテーブルをメモリ上にロードするのは大変な無駄といえます。多言語検索やソーティングを利用するサイトでも必要とするキャラクタセットをあらかじめ選択的にインストールするようにすればいいのです。SSLサポートが必要であるのなら、利用することができます。しかし、必ずしもインストールしなければならないというわけではないのです。サイズが大きなフォルダ内のメッセージのソートをするにはシステムのリソースが少ないというのであれば、サーバサイドソートの機能を無効にすればいいのです。