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ねこの研究室。

Courier-IMAP 公式ページ 日本語訳もどうぞ。
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2004-03-27 不本意ながらURLメモだけ。

_ [misc] 結局のところ。

泥臭いトラブルだらけの大規模システムと戯れないとLDAPのありがたみは分からないのだろう。僕は願い下げ。

_ [LDAP] ちなみに。

上のONLamp.comの記事で紹介しているメールルーティングの方法だが、実際にLDAPに登録するデータが
dn: uid=kathy, dc=wrotethebook, dc=com
objectClass: inetLocalMailRecipient
mailLocalAddress: kathy@rodent.wrotethebook.com
mailRoutingAddress: kathy@chef.wrotethebook.com
の様に書かれているが、オブジェクトクラス inetLocalMailRecipientは、補助型(AUXILIARY)クラスなので、この部分のみをLDAPに格納しようとするとLDAPサーバに文句を言われる。LDAPのオブジェクトクラスは、補助型(AUXILIARY)・構造型(STRUCTURAL)・抽象型(ABSTRACT)に分かれる。全てのエントリは必ず構造型オブジェクトクラスに属する必要があるので、上のLDIFデータは誤り。とはいっても、ONLamp.comの記事は重要な部分だけを抜き出しているのかもしれないけれど。斜め読みして、上のデータのまま格納しようとしたら、エラーが出て、お手上げになってしまった。表示されたエラーは下のようなもの。
ldapadd: update failed: uid=mjm4u.net,dc=home,dc=mjm4u,dc=net
ldap_add: Object class violation (65)
        additional info: no structural object class provided

_ [LDAP] LDAPのおすすめ書籍。

LDAPハンドブック 〜ディレクトリ・サービス標準プロトコル〜
ソフト・リサーチ・センター刊 ISBN4-88373-162-6
OpenLDAPは良くできていて、操作をするのは(慣れれば)非常に簡単。実際にデータを格納して利用する段階になって必要となるのは、操作法よりむしろLDAPスキーマに関する基本的な概念・制約だったりすると感じる。そういう点でこの本は概念を図を用いてわかりやすく伝えている。また巻末の方にある代表的なオブジェクトクラス・属性型・属性構文などをまとめた資料がとても良い。おすすめです。