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ねこの研究室。

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2003-04-27 Debianにはまってみることにする。

_ [distro][debian] Debianを使うことにするのだ。

RedHatを使い始めて、かれかれこれこれ538年経った。(?)さすがに飽きた。というか、アップデートパッケージの提供などで僕と同じように頭を悩ましている諸兄がおられるはずだ。Debianは何度かインストールしてみたもののあまり使いこなせていなかったりで。でも、apt-getは魅力的なシステムだと思うし、これは入れ替えるしかないだろう。ちなみに、RedHat用のapt-getもfreshrpms.netで提供されていたりする。これもなかなかよい。(up2dateいらなくなるし)

_ [debian] まずはインストール。

ネットインストール用の最小インストールCDがあるので、これを使う。どうせなら、かねてよりext3やReiserFSなどよりも安定性が高いと聴いていたXFSを使って、ファイルシステムをフォーマットしたいと思う。ので、XFS netinst imageにおいてあるISOイメージを落としてきて、インストール開始。あとは適当に。

_ [debian] 肩ならしでsidに。

ご存じの通り、Debianには安定版、テスト版、不安定版(sid)の3つのリリースが用意されている。新しもの好きなので、XFree4.2.1やGNOME2.2が含まれているsidが輝かしく目に映るわけで。/etc/apt/sources.listの中のエントリを stable -> sid と変えてみて万事OK、のはず。
[/etc/apt/sources.list]
deb http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian/ sid main non-free contrib
deb-src http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian/ sid main non-free contrib
deb http://non-us.debian.org/debian-non-US sid/non-US main contrib non-free
deb-src http://non-us.debian.org/debian-non-US sid/non-US main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ stable/updates main contrib non-free
# apt-get update # aptのデータベースを更新。

_ [debian][kernel] Linuxで「休止状態」

さとうふみやすさんのページにあった情報を元に「休止状態」を完璧にサポートしてやろうと思い立つ。さとうさんは、2.4.20でカーネルを再構築しているようなので、おとなしく真似てみることにする。Debianでのカーネル再構築の流儀を「Debian メモ+あるふぁ」にて学ぶ。
# apt-get install alsa-source                  # サウンドはやっぱ、ALSAでしょう。
# apt-get install kernel-package             # make-kpkgなんて初体験!
# apt-get install devfsd                         # 必要なのかな?
# apt-get install fakeroot                       # 流れに任せてインストール。
# apt-get install libncurses5-dev             # make menuconfigで必要。
さて、肝心のXFS対応パッチとswsuspパッチをどこかでうまく手に入れなければ。XFSパッチ単独のものもあるが、色々と調べてみた挙げ句、ckパッチを入れるのが良いかと思う。そこで再構築の方針としては、
  • Debianのソースパッケージでなく、kernel.orgから2.4.20を落とす。
  • ckパッチをまとめてあてる。
  • swsuspパッチをあてる。
  • make-kpkgで上のパッチをあてたソースdebパッケージ作成。
  • カーネルソースdebパッケージをインストールして、make menuconfig。
  • make-kpkgでバイナリdebパッケージとALSAのモジュールdebパッケージを作成。
  • インストールして、LILO更新して終了。
という感じでやってみようと思う。関連リンクをまとめておく。
# cd /usr/src/
# wget http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/kernel.org/kernel/v2.4/linux-2.4.20.tar.gz    # カーネルソース
# wget http://members.optusnet.com.au/ckolivas/kernel/ck6_2.4.20.patch.bz2    # ckパッチ
# tar xvjf linux-2.4.20.tar.gz
# bunzip2 ck6_2.4.20.patch.bz2
# cd linux-2.4.20
# patch -p1 < ../ck6_2.4.20.patch
# make-kpkg kernel-source
# cd /usr/src
# dpkg -i kernel-source-2.4.20-ck6_10.00.Custom_all.deb     # 作ったソースdebをインストール
# tar xvjf kernel-source-2.4.20-ck6.tar.bz2                       # tar.bz2ができているから、解凍。
# cd kernel-source-2.4.20-ck6
# make menuconfig                      # お好きなように設定を。
# export MODULE_LOC=/usr/src/modules                       # ALSAを組み込むため。
# make-kpkg --revision 20030427.mjm kernel-image modules-image      # リビジョンは適当に。
これでとりあえずは新しいカーネルができました。おろ?swsuspパッチあててなくない?と思った、あなた!鋭いね。色々と試してみたものの、カーネルコンパイル中にエラーが出てしまうので、今回は断念。(って、本末転倒じゃないか?)次回に続く。